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【第2回】MY神社 神社とダンス
初恋の女の子がいた。
小学生の頃、クラスに美人で頭脳明晰・スポーツ万能、そして学級委員長までもやる、素敵な女の子がいた。
自分は勉強もスポーツも何もかもが中途半端だし、自由研究にいたっては「何もしない研究」をするくらい怠惰な人間だったので、正反対なその子がすごく眩しく思えた。
本来なら違う穴のムジナで関わらないのが道理だけれども、人間は自分にないものを何故か求める生き物。
小学生にありがちな、女の子にちょっかいを出す。
席替えで近くになるとバカをして笑わせたり、意味もないのに話しかける、、
気付けば彼女に恋をしていた。
ある時、その子に「家で遊ぼ!」と誘われ、お宅にお邪魔することになった。
「そんな言うなら行ってもええよ~」と、さも平常心を装いながらも内心は、女の子の家にお邪魔することにドギマギしていたのを覚えている。
後日、女の子と小学校で待ち合わせをし、いざゆかんと導かれる方向へ。
辿り着いたのは、近所の某神社だった。
到着するなり「うち神社の家なんよ」と彼女の口から、なかなか出ない言葉が飛び出してきた。
地方の片田舎に生まれた自分は小さいころから、近所に神社やお寺があり、物心のついた頃からそういった場所が何故か心の落ち着く場所として好きだった。
そして時々家族や友達と行っていた近所の神社が実は好きな子の家。
何故知らなかったんだろうと首を傾げると同時に、より親近感が沸き、ますますその子に惹かれるばかりだった。
遊んでいる時に何を話したのかは正直全然覚えていない。
しかし、当時流行った「ダ〇スダ〇スレボリューション」という某音楽ゲームで遊んだという記憶が何故か強烈に残っている。
音楽に合わせ足踏みタイプのコントローラーをタイミングよく踏むという単純なゲームだけれど、彼女は小学生とは思えないくらい上手い。
むしろ上手すぎて、少しひいた。
2021.09.06
岩座
My神社
神社
【第1回】MY神社 名前のない神社
二十代後半の頃、わたしはあまりうまく行っていなかった仕事からフェードアウトしつつあり、あちこちをフラフラしていた。十代のときにデザインを生業にしようと思って以来、ずっとその道に沿った世界で育ってきたのだが、その当時は本当にデザインの仕事を手放したいと思っていて、今まで自分の根っこになっていた「好きなことを仕事にする」という生きがいを無くし、次の一歩をどう踏み出していいのか分からなくなっていた。だから、やみくもに歩いていた。歩くと余計なことを考えなくていいし、とにかく進んで何かにぶち当たってみればいいかな、などと、将来の事を軽く考えていた。
2021.05.15
岩座
My神社
神社
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小学生の頃、クラスに美人で頭脳明晰・スポーツ万能、そして学級委員長までもやる、素敵な女の子がいた。
自分は勉強もスポーツも何もかもが中途半端だし、自由研究にいたっては「何もしない研究」をするくらい怠惰な人間だったので、正反対なその子がすごく眩しく思えた。
本来なら違う穴のムジナで関わらないのが道理だけれども、人間は自分にないものを何故か求める生き物。
小学生にありがちな、女の子にちょっかいを出す。
席替えで近くになるとバカをして笑わせたり、意味もないのに話しかける、、
気付けば彼女に恋をしていた。
ある時、その子に「家で遊ぼ!」と誘われ、お宅にお邪魔することになった。
「そんな言うなら行ってもええよ~」と、さも平常心を装いながらも内心は、女の子の家にお邪魔することにドギマギしていたのを覚えている。
後日、女の子と小学校で待ち合わせをし、いざゆかんと導かれる方向へ。
辿り着いたのは、近所の某神社だった。
到着するなり「うち神社の家なんよ」と彼女の口から、なかなか出ない言葉が飛び出してきた。
地方の片田舎に生まれた自分は小さいころから、近所に神社やお寺があり、物心のついた頃からそういった場所が何故か心の落ち着く場所として好きだった。
そして時々家族や友達と行っていた近所の神社が実は好きな子の家。
何故知らなかったんだろうと首を傾げると同時に、より親近感が沸き、ますますその子に惹かれるばかりだった。
遊んでいる時に何を話したのかは正直全然覚えていない。
しかし、当時流行った「ダ〇スダ〇スレボリューション」という某音楽ゲームで遊んだという記憶が何故か強烈に残っている。
音楽に合わせ足踏みタイプのコントローラーをタイミングよく踏むという単純なゲームだけれど、彼女は小学生とは思えないくらい上手い。
むしろ上手すぎて、少しひいた。