India Cotton【後編】

前編 では、チャイハネと海外メーカーさんとの深いパートナーシップ、そしてその関係性の中でできた、チャイハネのインド綿の商品「イタワ織り」を紹介しました。


~人々が、自然に立ち返る時代~

コットンは、自然の力で湿気を吸ってくれたり、衣服になれば肌に触れると体温調整までしてくれたりします。

私たちの日々の生活に寄り添って、自分らしく暮らせることを大切に思ってくれるような天然素材と触れ合うと、自然と安心感を得ます。

均一でない糸でざっくりと織られた生地は、程よく空気をはらみ、さらりとしているのが特徴。

天気のいい日に洗濯しておけば、太陽の光をいっぱいに吸い込んだ柔らかな肌触りになります。

そう、コットンに触れていると、素の魅力に立ち戻れる気がするのです。「自然、環境、人間」コロナ禍で、生き物としての意義や価値が見直されている今、選択肢が溢れている世の中は、本物探しにシフトしています。

素朴な風合いを生活に取り入れることで、自然に返っているような心地よさを感じます。ニューノーマルな時代、テクノロジーの加速は早くなる一方ですが、人間の求める未来は、いつの時代も、自然に立ち返ることかもしれません。


湿度の高いじめじめした梅雨の季節、なかなか調子が上がらないことも多いでしょう。
そんなときは、さらりと風を含むインド綿を纏って、心も身体も爽やかに過ごしたい。

これから、今の梅雨の時期にぴったりな、さらっと涼しいインド綿商品を紹介します。

■フリンジが揺れ動き、風をまとうWEAR

トゥアレグ族からインスパイアされたクールな色展開が格好いい。
肌触りの良いインド綿のクレープ素材は、汗をかいてもさらりと乾く仕様が嬉しい。

風を通す素材感は、梅雨から夏にかけての今の時期にぴったり。

■南インドの織り布を使用したWEAR

鮮やかに色染めした糸を織っていく。
縦の糸、横の糸が合わさりながら、まるで違う色の糸のように、表情を変えていく。
その一本一本の糸の動きが感じられる風合いこそが、さらりとした肌触りとなり、汗をかいてもまとわりつかず、湿気を逃がす。
湿気がこもる、アジアの夏を楽しむための一枚。


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