2022.12.01

“人の手”で作られた高品質な見附ニット「attakee(あったけぇ)シリーズ」

気づけば今日から12月。冬も本番に差し掛かかり、最近は肌寒い日が続いていますね。

肌寒くなってくると重宝するのが、セーターや羽織などの暖かなニット製品。
ニット製品は海外で生産されることも多いですが、国内にも「見附ニット」として世界に名を馳せるニット産地があることをご存じですか?

今回は、倭物やカヤが展開する見附ニット、「attakee(あったけぇ)シリーズ」をご紹介します。

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見附ニットとは?

見附ニットは、海外の有名ハイブランドのニットなども手掛ける全国有数のニット産地です。いくら有名なニット産地とはいえ、実際に生産現場を見る機会がない消費者にとっては、あまり馴染みがないですよね。

見附で生産されるニットは、他と何が違うのでしょうか。

見附ニットの特徴

毛玉ができたり着崩れしたりなど、ニットは綺麗な状態を保つことが難しいことについては皆さんもご存じの通りかと思います。その点、見附ニットを愛用する人々は、一度購入した見附ニットを何年も大切に着つづける人が多いのだそう。

それほどまでに品質が高く、デザイン性にも優れたニットが見附で生産されています。

目が詰まっていてあたたかく、心地よさを感じる滑らかな肌触り。
手に取ったら分かる品質の良さは、見附で生産されたことを象徴するこの上ない特徴です。

何年も着つづけられるほど品質が高く、何年経っても着つづけたいと感じられることは、消費者にとっても作り手にとっても幸せなことですね。

見附ニットの歴史

今では有名となった見附ニットですが、昔からニット産地として栄えていたわけではありません。

見附ニットの歴史が動き出したのは昭和8年頃。東京で学んだ職人が、見附にその技術を持ち帰ったのが始まりといわれています。

もともと新潟県見附市は、江戸時代の後期から明治時代にかけて綿織物が盛んな 地域でしたが、戦後になると人々は徐々に“洋服”を身に纏うようになり、それまで綿織物を生産していた人々が続々とニット業へ転業。

見附も例外ではなく、昭和30年には高度経済成長と共にニット産地として大きく成長していきました。

時代に合わせてモノづくりの形を変えていき、今では男性用ニット製セーター他の出荷額が日本一を記録したという見附ニット。
今もなお時代の流れに合わせた確かなモノづくりが行われています。

人々の心を掴む、作り手のこだわり

世の中には大量生産された可愛いニットが出回っている中、 なぜ見附ニットはここまで多くの人々の心を掴んできたのか。
その秘密を探ってみましょう。

手作りと変わらない温かみ

手作りというと、“人の手”が加えられた温かみのある製品というイメージが浸透していますが、工場生産の場合はどうでしょう。全てが自動化されて、機械的で、手作りに比べると気持ちがこもっていないように感じませんか?

ですが、見附のニット工場はそんなイメージとは少し異なります。

和の羽織り2

ニット製品は、完成までに多くの工程があり、そのひとつひとつに高い技術を要します。工程の中に一つでも粗があれば、ニットは途端に高品質ではなくなってしまうのです。
そんな中で確かな品質を求めるためには、たとえ機械を使用していても“人の手”が欠かせません。

複雑な柄や特殊な加工が必要なニットを生産することが多く、機械によって行われるニットの編み立ても、計算通りに編み上がるよう“人の手”で丁寧にプログラムされています。

そういった作り手の手間と熟練された技術があるからこそ、世界で通用する高品質なニットが生まれるのです。

見附ニットを生産している工場には、ニットの生産技術を見学するために、年間約1500人もの観光客が足を運んでいます。そして実際に見附でニットを購入する方々は、高い品質と作り手の思いに共感した人ばかりです。

大量生産されるニットとは違い、作り手が手間をかけて生み出す見附ニットからは、手作りと変わらぬ温かみを感じられます。

倭物やカヤの見附ニット「attakeeシリーズ」

倭物やカヤでは、見附で生産されたニット「attakeeシリーズ」を展開しています。
作り手の思いが詰まった、いろんな意味で“あったけぇ”ニットです。

蔦蔓(つたかずら)羽織

和の羽織り3

マフラー付のニット羽織。
着物の上からでもゆったりと羽織れる、ゆとりのあるサイズです。
一枚で首元まで暖かく、お洒落を楽しみながら防寒対策も万全。

カラー展開:ゲッパク/コイアイ/シッコク

北斎紋羽織

和の羽織り6

北斎文様「七宝」「桜」「菱」のベスト型二ット。ウール混で暖かく、ワンピースやトップスとの重ね着が愉しくなる一枚です。
取り外しの出来るサイド紐付で、サイドが開いているので着物にも合わせられます。

カラー展開:BK シッポウ/RD サクラ/WH ヒシ

紋色羽織

和の羽織り5

ビッグシルエットでゆったりと着ていただけるオーバーサイズのニット羽織。
気高く気品に満ちた花の姿を上品に纏う一枚です。
さらっと羽織れるので、職場での寒さ対策にもおすすめ。

カラー展開:シッポウ/ケッショウ/ハナキッコウ/リンドウ

見附ニットが高品質を保てているのは、丁寧なモノづくりを行う、作り手の技術と思いがあってこそ。
品質の高さはもちろんですが、それ以上に、ニットを手掛ける作り手の思いが共感を生んでいるのかもしれません。

大量生産されるニットとは違う、作り手の手間と思いが詰まった見附ニットの魅力を、是非手に取って感じていただけたらと思います。

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