2022.09.08

腹巻のすすめ~身体も心も健康に!~

いつまでも元気でいたい。健康が一番!誰もがそう願うでしょう。
健康を維持するためには、良い生活習慣を身に付けること。
適度な運動やバランスのとれた食事、充分な睡眠など、規則正しい生活ですね。

また最近では、昔から取り入れられている“腹巻”の健康効果が見直されています。

腹巻をお探しの方は、 こちらの特集ページ をご覧ください。

1.腹巻とは?~腹巻のはじまりと役割~

①腹巻の起源

奈良から平安時代の伎楽装束の下に付けた布に始まり、室町末期にかけての鎧兜の一種が起源と言われています。
もともと“胴丸”と呼ばれていましたが、室町後期から江戸初期頃に“腹巻”という呼び名に変わったようです。

また明治末期から昭和初期にかけて、妊婦さんが晒木綿の“腹帯(はらおび)”を巻く日本独特の習俗が生まれました。
現在でも妊娠5ヶ月の戌の日に、腹帯をつけて安産祈願をする妊婦さんが多いですね。
また、新生児や乳児の保温用に使用されることもあるようです。

昭和35年、中山式産業が“健康器具”としてはじめてマジックテープ式腹巻を発売したことも、腹巻普及のきっかけとなったようです。

ちなみに11月7日は、1107(いいおなか)“腹巻の日”と言われています。
この日は24節気で立冬に当たる日も多いため、寒い冬に負けず、お腹を温めて健康元気という願いも込められているようです。

②腹巻の役割

腹巻と聞くと、年配の方が着用するというイメージが強いかもしれませんね。
しかし最近では、健康への関心が高まり、腹巻を愛用している若い方も増えています。

腹巻は、お腹の冷えや寒さを保護するもの。
お腹周りのみならず、腰への負担をも軽減するとして着用されています。
冬だけでなく、冷たい飲み物等をとりがちな夏も含め、年間を通じて冷え対策に腹巻をつける方が意外に多いようです。

2.腹巻の効果

腹巻のすすめ~身体も心も健康に!~07

腹巻は身体の内臓を温め、体温を上げてくれる優れもの。
つまり、冷えによる不調を改善する効果があると言われています。

以下にいくつかの観点から、私たちの健康へとつなぐ腹巻の効果をご紹介します。

①温活:身体を温めて基礎体温を上げ、体調不良を改善すること

  • 運動が苦手
  • 冷たい飲み物や食べ物を好む、お腹が冷たい
  • 肌や髪がバサバサ etc

このような方は、温活がおすすめです。

適度な運動や温かい食事を摂るように心がけるなど、日常生活の改善が大切です。
そして何より簡単にできる温活方法は、“腹巻をする”です。
腹巻は身体を冷やさない。かつ、温めるといったダブル効果!

最近ではパンツと腹巻が一体化したような製品もあるようですので、お腹や下半身が両方温まって良いですね。

②腸活と免疫の関係

  • 体調を崩しがち
  • 運動不足
  • 肌荒れ etc

このような方は、腸活で免疫力を高めることがおすすめです。
腸活とは腸内環境を整えること。

体温が1℃上がると免疫力が約30%上昇すると言われています。
例えば、腸には免疫の働きを担う細胞やウィルスと闘うたんぱく質が、身体の60%以上もあると言われています。
腸を温めることで、腸管免疫力が上昇し、感染症予防も期待されます。

それに一役買っているのがやはり“腹巻”と注目されています。

③代謝とダイエットの関係

代謝が悪いと、摂取した栄養素がエネルギーとして使われず、“脂肪”として蓄積されます。
結果、冷え性や肌荒れ、疲れやすい等の症状を引き起こすかもしれません。
手足はさほど冷えていないのに、お腹から腰、太ももは冷たいという方は、“内臓の冷え性”になっている可能性が高いようです。

体温が1℃上がると、基礎代謝は10%強上昇するのだそうです。
つまり基礎代謝が上がるとエネルギー消費も上昇し、脂肪を燃焼しやすい身体になる。
結果、ダイエットが期待できるという訳ですね。

腹巻=体温を上げる→内臓を温める→ダイエット効果
嬉しいことづくしですね。

3.冷えは万病のもと~改善には腹巻がおすすめ~

腹巻のすすめ~身体も心も健康に!~02

冷えとは、身体に熱が巡らずに手足が冷たく感じる状態のこと。
“冷えは万病のもと”と言われるように、身体の不調が生じて健康を損ねてしまう可能性が高くなります。

①自律神経

内臓や代謝、体温調節など、身体の機能を常にコントロールする大切な自律神経。
これが乱れると、身体のみならず、心の不安定にもなりかねませんね。
そして、以下に挙げる“不眠”や”疲労“にも大きな影響を及ぼします。

バランスのとれた食事、運動やマッサージ、睡眠、アロマを嗅ぐ等々、自律神経を整えるには、様々な方法があります。

②不眠

眠りが浅い、何度も夜中に目が覚めてしまう等、不眠に悩む方も少なくありません。
根本の原因は“冷え”であることがしばしば。
身体が冷たいと体温を逃がさないように“交感神経”が働くため、不眠を引き起こすと言われています。

不眠改善おすすめ法

冷えを感じる時、厚手の毛布や布団などをかけてしまいがちです。
しかしそれは、身体をかえって圧迫してしまうため逆効果。
ポイントは少し薄着をして、“腹巻”をすること。
適度に身体が温まることで血流も良くなるため、身体全身がリラックスモードになって良い眠りにつけます。

③疲労

肉体、精神、神経の3方面から起こる“疲労”
疲労が溜まると自律神経にも影響し、不眠やストレス、その他の体調を崩す結果になりかねません。
疲労回復にも様々な方法がありますが、ぬるめのお湯に浸かる、通気性と着心地の良い寝巻きを着たり、腹巻をして寝るなども挙げられます。

冷やさない・体温を上げる →リラックス→眠れる→自立神経も整う→健康元気へ!

これらの関係性を考えても、冷えを避け、体温を上げることで、全ての流れが良くなり
健康増進が期待できるのではないでしょうか。

まさに、“腹巻”は万病を防いでくれる強い味方と言えるかもしれませんね!

4.楽しくおなかを健康に~プレゼントにも最適!腹巻の選び方~

腹巻のすすめ~身体も心も健康に!~03

私たちの身体に起こる様々な不調に関して例を挙げてきましたが、つまるところ、主な原因は、“お腹の冷え”であることがお分かり頂けたかと思います。
身体の中心である“お腹”を温めれば、内臓機能も活発化し、健康元気でいられる訳ですね。

そしてその対策は意外にも身近に簡単にできることも分かりました。
ここまでくると、腹巻を手にしない訳にはいきませんね!

①腹巻の選び方~5つのポイント

ここで腹巻の選び方をいくつかご紹介します。

*保温性

腹巻はお腹(腰)周りを温めるために巻くもの。
一番大切なポイントです。

*素材

秋冬には、保温性の高いウール素材が最適です。
ウールは伸縮性もあるため、付け心地も快適。
また春や夏などは、通気性のよい“コットン”タイプがおすすめです。
オールシーズン使えるのは“シルク製”で、夏は涼しく、冬は暖かく着用できます。

*用途

防寒も含めた冬用や夏の冷房対策用、妊婦さん用、腰痛に悩まされている方にはお尻辺りまでスッポリカバーするタイプ、また、小さなお子様用もあります。

*機能性

発熱性や保温性は、冷えやすい冬には重要ポイント。
夏は特に通気性も考慮しましょう。
清潔さを保つためにも、脱臭機能や抗菌仕立ては嬉しいですね。

*お気に入りを見つける~豊富なデザインで楽しむ~

最近の腹巻は、デザインや色も豊富。
おしゃれ感覚でお腹に巻いて、楽しみながら健康活動!

季節の花々、動物柄、縁起柄etc
その日の気分でお腹に巻けば、ワクワク感も味わえます。
ファッションの一部として、柄を見せて着用するのも斬新的でおしゃれですね。

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②プレゼントに腹巻を贈る~敬老の日にもピッタリ~

健康元気の効果が期待でき、しかも可愛いデザインが豊富な腹巻。
自分用だけでなく、プレゼントにもおすすめです。

大切な家族だから健康で居て欲しい。
両親や祖父母へ、いつまでも元気で長生きして欲しい。

特に季節の代わり目は体調を崩しやすくなります。
そんな時こそ、大好きな人達の健康を願ってやみません。

温かさと優しさを包んでくれる“腹巻”。
是非プレゼントしてみてはいかがでしょうか。

腹巻のすすめ~身体も心も健康に!~05

5.さいごに

健康であれば、心も自然と元気になります。
腹巻でお腹に力を蓄えて、ハツラツ元気な毎日を送る。

昔から伝わる“腹巻”は、時代を超えても私たちの元気の源として受け継がれています。
そして今、おしゃれ可愛い健康アイテムとして新たなブームを呼び、どんな世代の人にもおすすめです。

さあ、今日から腹巻で健康活動をしてみませんか?

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