トリオ・ザ・トンタロー

近年ブームとなっているサウナ。皆さんは行ったことありますか?
“整う”という非日常体験。熱さを耐え抜いた先にある達成感。
サウナに行く理由は人それぞれですが、様々な魅力が詰まったサウナは、一度はまると抜け出せなくなるほど奥深いもの。

そんなサウナムーブメントが巻き起こる中、チャイハネもサウナ関連グッズを始めました!

チャイハネならではの個性的なデザインで、皆さんのサ道を楽しく彩ってくれるラインナップの中から、新たに生まれたキャラクター“トンタロー”。
サウナの本場といわれるフィンランドで、古くから伝わるサウナ小屋に住む妖精トントゥをモチーフとした彼らの製作秘話をご紹介します。

トリオ・ザ・トンタローはサウナの妖精トリオ。
常に3人で行動する。
横浜で暮らしているが、たまに船に乗って日本各地に出向き、サウナを守っているつもりでいる。
サウナでは、身につけている白樺の葉でお行儀が良いサウナーのことをそっと叩く。そうすることで叩かれた人の肌が整うと信じている。

祖先はフィンランドのサウナの妖精トントゥ。
北欧の国フィンランドは冬には雪に囲まれる。豊かな森林や海、湖、オーロラ、白夜……

トリオ・ザ・トンタロー01

大自然を享受して暮らすフィンランドの人々のローカルカルチャー(大衆文化)としてサウナは無くてはならないもの。
また、体を清めるだけではなく、大事な社交場でもありその日の他愛のない出来事を語らう。
そんなサウナ小屋を守る妖精がトントゥである。
彼らは気難しい性格ではあるが、親切に接すればサウナ小屋や家を守り豊穣をもたらしてくれる、人々にとっては幸福を導く妖精だが、行儀が悪い人やいじわるな人には仕返しをする。

トリオ・ザ・トンタロー02

そんなフィンランドの妖精トントゥを祖先にもつのが、トリオ・ザ・トンタロー。
祖先はフィンランドにいたが、とあるお行儀が良いサウナーを気に入り、一緒について行動していたらいつの間にか横浜にたどり着いてしまった。 そんなわけでトンタロー達はバリバリの横浜生まれの横浜育ちだが、大自然を愛し、サウナを平和の場所として身を清めながら人との交流を大事にするフィンランドの文化を誇りにしている。 いつか横浜大桟橋から船に乗ってフィンランドに帰ろうと思っているが、フィンランド語が話せないことに気付き躊躇している。

さて、この3人のトンタロー達だが、特に名前は無い。
先頭から1号2号3号と呼ばれることもある。
生まれた時から一緒にいるが、きょうだいかどうかはわからない。なぜなら本人達に聞いても全否定するからである。

トリオ・ザ・トンタロー03

先頭(1号)は、先頭だという理由だけでヒンメリ(フィンランドの豊穣や魔よけのお守り)を持たされている。
礼儀がなってない猫が嫌い。歩いているとたまに猫と出くわすこともある。挨拶もせずに、いきなり臭いをかいできたり、舐めたり、くわえて持ち去ろうとしたり、シャーシャー威嚇してくる失礼な猫が大嫌い。ほんとに嫌い。

トリオ・ザ・トンタロー04

真ん中(2号)は、帽子に挟んだ白樺の葉をゆっくり取り出しダンディに叩く。
人類は歴史的にチームの2番目はニヒルでダンディなキャラであるというところを心得ている。
自分が一番おしゃれだと思っている。(みんな同じ服なのに)
自称「ブラック」と名乗ったりもする。(みんな黒いのに)
船を見ながらバーボンをたしなむのが好き。

トリオ・ザ・トンタロー05

最後尾(3号)は帽子の先の葉をそのままに、頭をふってサウナーをぽんぽん叩くめんどくさがりや。行く先を考えるのもめんどくさいから先頭は歩かない。 白樺の葉を手で持つのもめんどくさいから帽子の先につけている。
座右の銘は『他力本願』。

さて、現実に戻り……
チャイハネのサウナはフェスサウナ。自然を感じ、個性を開放し、しがらみにとらわれずいろいろな人々と交流し楽しい時間を共有する。
そんなサウナをコンセプトにしたグッズを作るにあたり、サウナに興味が有る人にも無い人にもちょっとでも目にとめてもらえるような横浜育ちのトンタローを描きました。

そこそこ小さくて丸っこい。ころころ転んだらかわい気があるが、決して転ばない。期待を裏切るが、なんだか憎めないキャラ。
装いが黒いのは、黒とは何にも染まらない色。どんな色とも相性が良い色だから。

サウナブームで様々なライバルトントゥが出現する中、このトンタローはまわりに流されず常に自分のわがままな意志でマイペースに行動してほしい。そんな想いが込められています。

トリオで行動してるのは、それぞれが苦手なことは得意な人にやらせるというわがままができるのが良いという都合の良さもある。
ひとりだと全部自分でやらなきゃいけないし、まわりからの期待にもこたえなければならない。好感度もひとりであげなければならない。
しかし、トリオなら誰かがやれば良い。誰かが好かれれば良い。そして喧嘩しても時間が暗黒にならないのがトリオの良さ。

見た目は同じだけど、同じだからこそ無限の想像につながる。
サウナ室の中での修行(!?)のような時間にトンタローそれぞれの個性を妄想し、にやりとしてほしい。

トリオ・ザ・トンタロー06

おしゃれなサウナにも、キャンプのテントサウナや、古くから愛されてる銭湯のサウナにも、彼らは気が向いたら現れる…かも…

くすりと笑えて、なんだか憎めないトンタロー。
そんな彼らがデザインされた手拭いやクールタオルで、サウナを楽しんでみては?

トンタロー手拭

トンタローたちが集まって作り出す「サウナ」の人(妖精?)文字。
Japan madeの手拭いが、サ道をあなたらしく彩る。

トリオ・ザ・トンタロー07

トンタロークールタオル

さっと濡らして振るだけ。ひんやり気持ちいい!
UVカット加工で、太陽の下の外気浴にもってこい!

トリオ・ザ・トンタロー08
向笠プロフィール画像

ライタープロフィール:
もとぴ チャイハネ雑貨デザイナー

1988年入社 新卒第一号
大学の就職ファイルからチャイハネを知らないのに面接を受けた。初めて見た当時のチャイハネの個性的なかっこ良さに、こんなお店で働けるなんてなんて幸せ!と思ってしまった。

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