お香の楽しみ方 日本最大級マニアック編!

お香、楽しんでる?
またまた登場、Part1の向笠です。
こちらの記事の依頼が来てからというもの、改めてお香と向き合う時間が増えました。どんどん好きになっちゃう。変態感ありますね。

 

失礼だな、純愛だよ。
ということで今回はお香について更に話を掘り下げていこうと思います!

 
 

お香の歴史

お香マニアック_01
 

「日本書紀」(595年!)に記されているものが日本最古のお香の記録とされています。
島に流れ着いた流木を薪にして火をくべたところ、「良い香りがするぞ!献上だ!」的な出来事があったそう。

お香と言えばやはりインドです。
インドでは生活に根付くどころか、無くてはならないものとして扱われています。
紀元前(!!!)に釈迦が仏教を興し、中国を渡り、仏教と共に各地に広がったそう。
先の記事にも載せましたが「嗅覚が五感の中で最も原始的な感覚」とされていて、見えず・聞こえず・触れることのできない香りをインドでは神聖視されていました。
神聖な香りを信仰する神様に捧げるようになったのが7世紀頃だそうです。
7世紀に何があったが調べました。三蔵法師が天竺(インドの旧称)に旅立ったのがこの時代のようです。半分ファンタジーの世界ですね笑


日本最大級のお香品揃えを謳うチャイハネPart1にも変わったお香がたくさんあります!
前回は超スタンダードのおススメでしたが、ちょっとマニアックに楽しむ香りをご紹介いたします。

 
 

「SATYA」のお香

お香マニアック_02
 

皆さまSATYA社はご存知でしょうか?
サイババがプロデュースしたと云われている「NAGCHAMPA」があまりにも有名なメーカーさん。四角い箱見たことありますよね。
1964年創業の老舗フレグランスメーカーです。
お香だけでなくオイルやキャンドル、石鹸など幅広く作られています。
SATYA社のお香は天然のオイルをふんだんに使用し、1本1本全て伝統的なハンドロールで製造されていて高品質な香りが魅力。一度ハマるとしばらく抜け出せなくなるんですよねー・・・!
ナグチャンパ・スーパーヒットがあまりにも有名すぎて、そしていい香りすぎて、他のお香をあまり知らなかった私です。

なんと!!この度チャイハネ(一部店舗除く)に新しい仲間が!!
その数なんと!!

3 4 種 類 !!
お香が好きな方からしたら垂涎の的な情報ですね・・・!
その中から向笠的おススメを4本ピックアップ!

 
 

①GOOD VIBES

もう名前が最高です。バイブス感じたいです。
すっとした爽やかさと甘い香りが特徴のスパイス、キャラウェイ。
キャラウェイには人や物を引き止めたり結びつけたりする力があると信じられ、実は惚れ薬として使われていたという歴史も・・・!
そんな恋のスパイス(?)キャラウェイや爽やかなハーブがベースのGOOD VIBES。
嫌味の無い甘さが癒しの時間を演出します。
これを焚いてバイブス上げていきましょう!

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②BLACK OPIUM

お香好きのスタッフもおススメの香り!
爽やかでオリエンタルな香りが楽しめます。
マンダリンやシダーウッドがベースになっておりすっきりとした香りを演出。
マンダリンが疲れた心を癒し、シダーウッドが自分の意思を後押ししてくれる。なんて素敵な効能でしょうか。
暖かい休日の朝に窓を開け、心地の良い風と共に感じたい香りです。
なんか詩的になっちゃいました!はずかしい!
休みの日にぜひ焚いてみてほしい香りです!

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③YOGIC MEDITATION

心が癒される温もりを感じさせる樹脂系(バルサム系と呼ばれる)の香りです。
お香の香りを調べていると当たり前のように出てくる樹脂の香り。フランキンセンス(乳香)やミルラ(没薬)が有名です。
樹脂なだけあってウッディーな香りが特徴ですが、とても言葉で表すのが難しい香りです。
スモーキーさ、スパイシーさ、レモンのようなすっとした香り等々嗅覚も人それぞれなんですね。
ベースとなるフランキンセンス。語源はフランス語のFrank(真の)+ Incense(香り)からきているそうな。
真の香り…壮大なネーミングに感じますが、フランキンセンスの歴史は古代エジプト文明(紀元前40世紀!!)まで遡ります。
古代エジプト文明の墳墓から埋蔵品として発掘されていて、その頃から人類は香として利用していたみたいです。
穢れを落とし、浄化する神聖なものとして古くから使われていたフランキンセンス。
香りの歴史そのものと言っても過言ではないですね。
他にもフランキンセンスがベースのお香ありますので、好みを探してぜひお試しを!

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④Natural series JASMINE

ジャスミンの香りって本当に癒されますよね。ついつい嗅いじゃいます。
フローラル系の香りがあまり得意でない私でもお気に入りになっちゃうほどのお香です。
ジャスミンは「香りの王様」と称されるほどの芳しい香りが魅力です。
かのクレオパトラが愛し、三大美女と謳われるほどの魅力を引き出していたと云われるほど。
ジャスミンという名前の由来は、ペルシャ語の「ヤースミーン」=「神様からの贈り物」から来たとされているんですって。
ジャスミンの美しい花と香りが神様からのプレゼント。とてもロマンチックですね。乙女になっちゃう。

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34種類の新入りも、その日の気分によって感じ方は違います。どんどん試して自分に合った香りの開拓をしちゃいましょうー!

 

 

殿堂入り

最後に今まで出していなかった、私向笠の殿堂入りを紹介します!
 ①Misticks Indian Summer(インディアンサマー)
 ②MOOD STAR Suna(スーナ)

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インドの六角香ばかり焚いていた私がこちらに出会ったのは8年くらい前になります。
今でも色々試しますが、最後にはここに帰ってくる「故郷」的存在です。(チャンダンもそうです。)
Misticks、MOODSTARは事あるごとに会社に提案して店舗に入れてもらいました。笑
どちらも実は同じメーカーで、カリフォルニアが発祥のお香です。化粧品や香水に使われるような高品質オイルをお香に使用している為、他のお香と比べると少しお値段が高いです。
が!一度試してしまうとその魅力にヤミツキという声も多数!私もですが!
前回の記事で「小洒落たビンなどに挿してディフューザー代わりに」という使い方を紹介しましたが、このお香が試すキッカケになりました。
では香りの紹介を!

 
 

①Misticks Indian Summer(インディアンサマー)

森林浴をしているかのようなウッディーさとスパイシーさが合わさったような香りです。めっちゃ好きです。
新築の家に入ったような(急に安い感想ですみません)落ち着きのある香りが本当に癒されます!
こちらの香りはルームスプレーやディフューザーもあります!
シーンに合わせて使い分けができるのも魅力です。
20代前半の時は何故かそんなに得意でなかったのですが、年齢を重ねて好みが変わったようです。今では一番好きなお香になりました。好き嫌い分かれやすいかもしれません。
ぜひ店頭で試してみてください!

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②MOOD STAR Suna(スーナ)

レモン、ローズマリー、オレンジピールがブレンドされた優しくさっぱりとした香りのスーナ。
万人受けしやすく勧めた方々がほとんど気に入ってくれるような香りです!
なんというか、オシャレでモテそうな香りがします笑
好みに左右されないのでプレゼントにもおススメです!
爽やかな香りに心が癒され、気分がリフレッシュされますよ!

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2回に渡り色々ご紹介させて頂きました!
魅惑のお香沼いかがでしたか?沼はまりましたか?
お香沼、腰くらいまで浸かってたかなーと思っていましたが今回で肩までしっかり浸かりました。
また機会があれば何か紹介させてもらいます!
新しい香りと出会い、新しい扉を開いて、まだ見ぬ世界を感じよう!

 
 
向笠プロフィール画像

筆者プロフィール:チャイハネPart1店長 向笠(ムカサ)

2012年にチャイハネPart1のアルバイトとして入社
→今は無きPart3店長
→チャイハネ アナ(現アメツチテラス 横浜)
→チャイハネDEPO御殿場店長
→チャイハネ平塚店長を経て晴れてチャイハネPart1店長に。
昔チャイハネのモデルもやっていたが、今では太り前歯も欠けてしまった。

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