ラトビアの手編みミトンに魅せられて

バルト三国の一つ、中世の歴史と雄大な自然が残る「ラトビア」には、厳しい冬の寒さに耐えうるため、古くから暖かな編み物が伝わってきました。
中でも三角あたまのミトンは、その見た目の可愛さと保温性から、ラトビアの人々だけでなく、世界中で愛される工芸品です。

今回は、そんなラトビアで愛される伝統的なミトンを紹介します。今回は、そんなラトビアで愛される伝統的なミトンを紹介します。

バルト三国の小さな国、ラトビア

ラトビアは、バルト三国の真ん中に位置する、小さな国です。
国土の多くを美しい森と湖に囲まれており、その美しさゆえにバルト海の真珠ともいわれています。

ラトビアのマップ

ラトビアの首都リガには、「リガ中央市場」というマーケットがあり、雑貨だけでなく果物や野菜などの食べ物が売られています。
ヨーロッパ最大級の市場に匹敵するこの付近では、有名な編み物のお店も立ち並んでいるようです。

魔法の力が宿る、ミトンの魅力

かつてラトビアでは、ミトンには魔法の力が宿ると信じられていました。
ラトビア女性の嫁入り道具でもあり、嫁ぎ先へ送るミトンをひとつひとつ違う柄で編んだそうです。

ラトビア女性の嫁入り道具

同じものがふたつと無い、柄のひとつひとつに意味が込められており、幸せを願ったり、厄を払うようにおまじないを込めたりしたんだとか。

この素敵な風習のお話は今でも語り継がれており、ラトビアミトンは幸せが詰まった魔法のアイテムとして、世界中から愛されています。

柄のひとつひとつに意味が込められている

手首にあるねじれた編み目は、“キヒノヴィッツ”と呼ばれる伝統技法を取り入れ編まれています。由来は、エストニアの小さな島にある“キヒヌ”で、バルト三国で編まれるミトンに多く見られる手法です。

そんなラトビアからミトンが届きました

ラトビアより、このラトビアミトンが届きました。現地の職人によって、ひとつひとつ手編みされたハンドメイドのアイテムです。

  • ラトビアミトン01
  • ラトビアミトン02

可愛らしい三角あたまの形に加えて、指先は覆わない形も展開。
柄も種類豊富に揃えました。
繊細で美しい編み模様から手編みの魅力を感じます。

世界にひとつのミトンを見つけられますように。

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